ドッグフード市場の現状
ドッグフード市場の現状について、以下の切り口で確認してみましょう。
国内生産品及び輸入品の割合
以下は、ドッグフードを【国内生産品】【輸入品】で大別した際のグラフになります。
日本のドッグフード市場では、平成24年度時点で、国産品、輸入品が半々のシェアであることが分かります。
国別輸入量
それでは、次に国別の輸入量を見てみましょう。
アメリカは想像がつきますが、2位にタイ、3位にオランダが入ってきています。フランス、オーストリア、中国からも輸入しており、アメリカが全体の3割程度であることを除けば、先に挙げた国でそれぞれ10%台ずつの輸入量となっています。
タイプ別出荷量
最後に、ドッグフードをタイプ別で見た場合の出荷量を確認しましょう。
ドライフードが全体の7割強であり、圧倒的なシェアを占めています。
タイプ別の定義はそれぞれ以下です。
ドライ | エクストゥルーダーで製造したもの(発泡したもの)で、水分が10%程度またはそれ以下の粒状の製品 |
ソフトドライ | エクストゥルーダーで製造したもの(発泡したもの)で、ドライフードより水分量が高い(10%~30%程度の)粒状の製品 |
セミモイスト | 押し出し機で製造し発泡していないもの(水分量は25~35%程度) |
ウェット | 水分75%程度のもの。缶詰、レトルトパウチ、アルミトレーなどの容器に入れられたもの |
その他 | ビスケット、ジャーキー、ガム、干し肉、骨製品等のスナック類等で、上記以外のもの |
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